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備忘録です

0602〜0603

必要があってはてなIDを取得したので気まぐれに日記をつける。しかし何かとインターネットで嫌われがちな仕事に従事しており、しかもその仕事に人生のリソースをほとんど費やしているので書ける内容を探すと大して中身のない文章になることは想像に難くない。それでも日々何がしかの何かを考えたり経験したりはしているはずなので、仕事以外のそういった部分を記録しておくことはことは自分のためにも必要なのではないかと思うのでちょうど良いのかもしれない。

言い訳めいた前置きはこのくらいにしておきましょう。

 

土曜の夜から友人と飲むことにしたが早速仕事が終わらず、仕方なく家に招いて金麦などを開けぽちぽちと書類を作りながら飲むというしょっぱい飲み会を開いた。朝。5時くらいまで飲んでいたがいつの間にか寝ていて8時。友人が帰宅したのを見送って布団で就寝。12時。

久々の休日だったので別の友人宅に誘われていたが、仕事が心配で行く勇気が出ず、渋々家でPCを開く。夜、目処が立ったような立っていないような状態だがせっかくの休日なのにと焦って外出。見たい映画がちょうどいい時間にやっていたのでチケットを予約し渋谷へ。verdy×UTのコラボTシャツを買いにユニクロ

https://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/ut/verdy/

早速セール価格の990円になっていた。店員のお姉さんに「ヴェルディのコラボTシャツはありますか」と聞いたら3回ほど聞き返されたあと場所を教えてくれ、「990円になってます!安いですよ!」というようなことを言われて笑ってしまった。明らかにその商品を目指して来ている客に「安さ」を推してくる感覚が妙に面白く思える。

無印に行ってネイビーのポロシャツとインド綿の白いTシャツを買う。仕事で何日も帰れなくなっても客先に行く時ある程度きちんとして見えるようにという苦肉の策。結局仕事のための買い物をしてしまうのがなんとも悲しいものである。

時間になったのでシネクイントへ。PARCOが運営する映画館で、以前のPARCOにあったようだが行ったことがなかった。チケットを発券してカウンターへ。映画を見るときは必ずビールを1杯飲むので迷わずブルックリンラガー700円を購入。映画館やライブ、美術館などに行ったらあまり懐は気にしないのが美徳のように思っているが、こういう人間は往々にして金が貯まらない。

見たかった映画は今泉力哉監督の「愛がなんだ」

今泉作品は好きで割とどれも観ている。人生のままならなさを描いたら一級品で、「愛がなんだ」も全身をかきむしりたくなるほどにままならなかった。岸井ゆきのが金麦を飲むのに合わせてビールを少しずつ消費するとどっぷりと映画の中に同化していく。また成田凌に憎めない甘えたクズ男を演じさせるととにかくハマり、ケチャップのシーンがアドリブだなんて…と戦慄。一番印象的なのが若葉竜也演じるナカハラで、大事なことを言うときほどヘラヘラするあの顔を見るたびに血管がぎゅっとなるのを感じた。

この作品の感想を書くとどうしても自らの過去の恋愛と向き合わなくてはならないのがキビしいので詳しく書きませんが、30年弱生きてきて多少なりとも付き合ったり別れたり付き合ってるのか付き合っていないのかわからない状態を経験していると身につまされる部分がかなりあり、余計なことを思い出したりするものでした。

帰宅して金麦を2本飲んで就寝。起床。朝イチで上司から嫌なメールがあり二度寝。しんどいなと思う。

 

いくつも観たい映画があるのだけど時間が作れない。今週も木曜までは帰れない日々が続くので投げ出したい衝動に駆られるがきっと自分はそうしない。責任感が強いのではなく事なかれ主義なんだろう。